みなさんこんにちは。
スポーツの日を含む10月の3連休が終わりました。秋風で身体が冷える時間帯があれば、秋陽の日照りが厳しく季節外れの日焼け姿の人もちらほら。どちらにしろ全国各地でスポーツの大会、試合、行事が実施されていたのではないでしょうか。
まずは来春の札幌選抜の代表権を懸けた2試合。
まずは発寒グリーンホークスさんとの準決勝。勝てば無条件での代表権獲得。負ければ第3代表決定戦。試合前から緊張感が漂います。
初回、先頭バッターの良い当たりが出るも外野ゴロ。いきなりツキがありません。なんとなく嫌な予感…。
1~2回と両チーム投手の好投で我慢比べの展開。少しずつ良い当たりの出てきた相手と比べて、なかなか一本がでない西発寒ホークス。緊張感のある試合展開のまま3回。先頭打者に四球を出したところで集中力を欠いてしまったのか、エラーと相手のヒットで堪えきれずに遂に失点。
打線は打とう打とうと気合が入るほど空回り。打っても守備の正面ばかりと最後まで相手先発左腕を打ち崩せず。準決勝は敗れる結果となりました。
準決勝終了後のミーティング。集中力、準備、必死さが足りないと監督の檄。「昨日の6年生の最後の試合で負けても5年生は誰一人涙を流さなかった。6年生にここまで引っ張ってもらって感謝の気持ちは無いのか。代表権取ることが恩返しではないのか」と。5年生の目にも涙が。
第3代表決定戦の相手は札幌ファイヤーズさん。5・6年生がいないチームで、現4年生だけでレギュラー大会をフルシーズン戦い続けているチームです。
初回に幸先よく先制。2回にスクイズ失敗でランダンプレイになるも、相手のミスが重なっての追加点。
先発投手がランナーを出すも粘りのピッチング。外野(3年生・4年生)の好守備もあり無失点で耐え凌ぎ、勝利。
休憩を挟んでの試合で集中力を保てるか心配でしたが、無事、札幌選抜の代表権を獲得することができました!
円山球場での開会式、抽選によっては円山球場での試合と期待が膨らみます。
レギュラーは最後の秋季大会。1回戦は大勝でしたが勢いそのままに臨めるか。2回戦は西野ファイターズさん。ウエストフロンティアでは敗れているチームです。試合結果は前述の通り敗戦でした。相手先発左腕を打ち崩せず、3回に先頭打者に四球。ヒット、バッテリーエラー、エラーが続き大量失点。最後の最後もレギュラーらしい散り方でした。
色々と課題が残るまま終わったレギュラーの2名。
小さい時から兄と先輩たちの背中を見て育ち、チームを明るくしてくれたキャプテン。
「理想のキャプテン」になるのは本人の努力です。
「理想のキャプテン」に導くのは指導者の役割です。
「理想のキャプテン」を押し付けるのは大人のエゴです。
理想のキャプテンではなくても、キャプテンとしては足りないと言われたとしても、重責を担った君はこの世代のチームを引っ張った「最高のキャプテン」なのです。
入団時期が少し遅かったもう一人の6年生。
なかなか感情が表に出てこないタイプだけど、タイムリーを打った時の喜び、エラーをした時の悔しさ、そして最後の試合後に見せた涙。
プレーも気持ちもしっかりと成長し、立派な野球選手になっていましたね。
下級生が良いプレーをした時に一緒に喜ぶ二人、ミスをして泣いている下級生を抱きしめる二人。この二人がいたから勝てた試合・出場できた大会があったことも事実です。6年生として上手くいかないことがあったかもしれないけれど、それが二人の少年野球人生すべてを否定するものではありません。少年野球の経験は長い長い人生のほんの1ページです。でも人生のハイライトになるかもしれません。どうかこの先も野球を好きでいてほしいと思います。二人の活躍とチームへの貢献は、西発寒ホークスという小さなコミュニティかもしれませんが、後世に受け継がれるチームの「遺産」として光輝いていくことでしょう。
さて、来週以降、互友会新人大会の決勝(対前田リトルさん)、ウエストフロンティア(対宮の沢オリオンズさん)のグループ優勝を懸けた試合が続きます。この世代初のタイトル獲得に向けて練習に熱が入ります。今週は気温がぐっと下がります。皆さんケガには十分ご注意ください。
長文になりました。筆者はストレスで「胃酸」を溜めないように注意します。では。
※おまけ
リトルの練習試合がありました(対西琴似パンダーズさん)。
今シーズンはレギュラー、ジュニアと負け続けているお相手です。
投手(4年生)は要所を締め、内野(3年生)もしっかりと守り15-3と勝利しました。
が、4年生数名はレギュラーの秋季大会に帯同しており、実質飛車角落ち。力関係が図れず…。
おそらく今シーズンのリトルの試合はこれで終了かと思われます。練習試合も含めて、7勝1分5敗 得失点差+32(得点114失点82)。
この成績がどんなものなのかは正直わかりません。ただ、可愛いちびっこ達が真剣に野球に取り組んでいる姿を見れたのは良かったです。
そして少しずつ野球選手の表情になり、野球を覚えて上のステージで活躍してくれることに喜びを感じなからも、自らの手から離れていく寂しさも感じる秋の昼時。