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みなさんこんにちは。

北海道の少年野球チームのほとんどはシーズンが終わり、束の間の休息または来年に向けて室内練習が開始されているなど、様々なオフシーズンとなっているのではないでしょうか。西発寒ホークスは後者で室内練習が始まっています。体育館練習では体力づくり、反復練習がメインとなってきますが、室内練習場では土の上での練習となるので、より実践に近い形で練習できるのが良いところです。

 

さて、オフシーズンに入ったと言いつつ、11/24は東区のつどーむでNH旗という大会の準決勝・決勝が開催されました。

3月に開会式があって、長い長いシーズンを経てこの時期に終了するという大会。西発寒ホークスも参加しています。

室内練習の後に息子を連れて決勝を観に行こうと思ったのですが、昼食のため間に合わず。無念。

とはいえ、筆者のメインは閉会式後に行われるエキシビションマッチ。NH旗選抜対札幌選抜の試合でした。

NH旗選抜はその名の通り、NH旗大会ベスト16のチームから選抜された選手で構成されたチームです。

札幌選抜は、学童軟式野球都市対抗戦に挑むために札幌市内の少年野球チームからセレクション(受験は任意)された選手で構成されたチームです。過去には西発寒ホークスの選手も受験したことがあります。自身の研鑽、息子のモチベーションアップも兼ねて観戦に行ったというわけです。

 

試合は16-0で札幌選抜の圧勝。札幌中のハイレベルな選手が集まっているので、打つ、投げる、走る、守るはどれも一級品なのは勿論なのですが、西発寒ホークスでも取り入れられそうな事はいくつもありました。というか、チームとして絶賛指導中の事がほとんどでした。

 

①選手間の声掛け

”声出し”ではなく”声掛け”です。「こ~い」「ナイスボールぅ~」ではないんです。しっかりと選手間の会話になっているのです。

守備位置の修正、良いプレーをした選手への賞賛、ミスした選手へ寄り添い。この1年間西発寒ホークスでも度々いや、重ね重ね指導してきたことです。強いチームはこれができて普通なのです。

 

②状況確認

攻撃でも守備でも必ず状況確認をしています。出塁したランナーは外野の守備位置を必ず確認していました。できていそうでできていないこの行動。長打の時の進塁、ポテンヒットの時の判断で結構重要です。守備でもランナーが出た時、アウトカウントが変わった時に、どういったプレーをするかといった確認がされています。①の声掛けとの複合的なものになりますが、強いチームはこれができて普通なのです。これもこの1年間西発寒ホークスで重ね重ね指導してきたことです。

 

③挨拶・礼儀作法・気遣い

軍隊チックな事まではする必要はないと思いますが、筆者が一番大切にしたいことです。

・試合開始前後の挨拶は一礼をして上体を戻してから「お願いします!」「ありがとうございました!」の発声

・バッターボックスに入る際の主審への一礼

・塁に出た際の塁審への一礼

・四球時のバットの置き方(投げ捨てるのではなく、そっと置く)

・落ちているキャッチャーの面を拾う

些細なこともありますが、これが出来ているだけで野球が上手そうに見えます。少年野球の目的の一つとして「挨拶・礼儀作法の習得」を掲げるチームが多く、西発寒ホークスも勿論同様です。挨拶はできる子が多いですが、礼儀作法と気遣いができる選手はまだ少ないです。筆者の時代は一学年で1チーム構成できた時代のため、他学年混合となる事は少なかったと思います。小学校ながら上下関係には敏感だったと記憶していますが、今の時代は少子化もあって他学年混合が当たり前です。そのため然程上下関係のこだわりは無いように見えます。それ故に礼儀が若干欠けているのは実感しています。一方で下級生に対する寄り添いやおもいやりといった点は備わっているように思えます。時代ですね。

とりあえず西発寒ホークスの目標は、「一発で綺麗に整列する」というところからですね。

 

さて、一緒に観戦に行った息子ですが、冷えた身体を温めるためにつどーむのランニングコースを4周。疲れたのか電源がオフとなり寝てしまいました。それでも札幌選抜のアップ、ノック、2回までのプレーを見て色々と得たものはあったようです。

 

さて、12月から本格的に体育館練習が始まります。体育館練習はいつでも体験会となっていますので、野球に興味をお持ちの西小学校・西宮の沢小学校の生徒さん(の親御さん)は、気軽に足を運んでください。

 

体育館練習の予定 はこちら

体験会について はこちら

 

本日も乱文で恐縮です。では。

 

余談ですが、NH旗のNHとはなんだろうと疑問に思っていたのですが解決。

大会長が衆議院議員の中村ひろゆき氏。NAKAMURA HIROYUKI…あ、成る程。