みなさんこんにちは。
雪が積もってはじわっと融けてを繰り返し、なかなか遠い雪景色。気温はもちろん低いのですが、雪がない発寒西公園のグラウンドを見ると、まだ外でもできそうだなと思ってしまう昭和気質な筆者です。
さて、12月となり新チームとなって最初の活動となる体育館練習。限られた時間ですが、この練習における基礎の習得、技術の向上、体力の向上が来年のチーム作りに大きな影響を与えます。
この日は序盤に下半身強化トレを行い、キャッチボール、ゴロ処理、バッティングというメニュー。上級生たちはピッチング練習も行いました。
春から秋にかけて毎週選手を見ていると変化に気づきにくいのですが、少し間隔が空いて選手たちの動きを見ていると、みんなの身体能力が上がっていることに気づきます。みんなしっかりと成長しているのだなと感心。
途中から4年生以上と3年生以下のちびっこ達に分かれて練習。Hコーチの問いに答えるちびっこ達。去年までは当てられても答えられない子たちばかりだったのに、積極的に手を挙げて答える姿を見て成長したなと再度関心。まさに日進月歩。正解を自信をもって答える、間違えかもしれないと思っても発言する、どちらも重要なことです。こういった積み重ねが試合中の声掛けに繋がるのです。そうやって野球を覚えていきます。
身体能力は日々の遊びや自主トレで伸びますが、技術はやはり指導者の力が重要です。
指導者としてはまだペーペーな筆者ですが、先輩指導者の指導を聞いて学んでいます。
そして、今の時代の素晴らしいことはやはりYouTubeですね。
プロ、アマ問わず多くの野球に関する動画が存在します。もちろんすべての動画が参考になるわけではないのですが、多角的に情報が得られるので、個別性のある指導には役立つことが多いと感じます。個人的に少年野球の試合動画を結構見ています。
※経験に勝る知識はないと思っていますが。
とはいえ、細かい技術的なことは子ども達に伝えても理解できないことがほとんどです。重要なのは「基本」と「良い感覚をつかむこと」だと考えます。キャッチボールの目的を考えず、ただ「投げる」ことに終始している選手がいます。
取りやすいところに投げるのは当たり前だし、逸れたボールを絶対取るのも当たり前です。これが「基本」です。
この位置でボールをリリースしたら良い球質のボールを投げれた、相手のリリースポイントに注目していたら逸れたボールも簡単に補給できた、このように「基本+α」をつかむことが「良い感覚をつかむこと」です(筆者の独自理論です)。
この+αを見つけるお手伝いをすることが、指導者の役割の一つなのではないかと考えるわけです。
さて、今週も体育館練習や室内練習場での練習がありますが、メインイベントは納会(卒団式)です。
この納会をもってついに6年生が卒団となります。2024年のチーム戦績を振り返り、諸々の表彰を行うこのイベント。個人的に楽しみにしているのは「新記録」。膨大な過去データがある中、今年はどういった記録が生まれたのでしょうか。チームとして、個人としての成長を客観的に実感できるこのイベント。素敵なチームです。
インフルエンザが流行ってきています。みなさん体調にはくれぐれもお気を付けください。では。