猩々紅冠鳥

今年初のブログ投稿となります。本年も宜しくお願い致します。

 

1月以降も選手たちは順調に体育館練習をこなしております。

去年言われ続けていた試合中の「声掛け」。練習時の挨拶、キャッチボール時の声出しといったところで声が小さいと度々指導者の檄が入ります。

「試合中に選手間で声掛けあいなさい」というのもなかなか抽象的で難しいものではありますが、「試合中に選手間で会話しなさい」だと少しイメージが湧きますでしょうか。最上級生ばかりのチーム編成であれば楽なのですが、新チームは最上級生5名。ここ数年の先輩たちも最上級生が少ない状況なのでお手本がありません。昨年対戦した東16丁目フリッパーズさんの試合の際に塁審をしていましたが、とにかく選手間でよく話すなぁという印象。内野手から外野手に対して、「レガシーだから少しバック」「(小さい体格の打者をみて)前でOK」「(スイングをみて)ライン際注意」なんていう会話がよく聞こえた記憶があります。もちろん応援系の会話も。

 

下級生が混在するチーム編成だと、子どもながらに遠慮も出てしまったり、違ったらどうしようという恥じらいも出てしまうものです。

レギュラーの試合に出ている以上は全員同じ条件ですから、そういった遠慮などは関係なしに声掛けできるようになってもらいたいものです。

とはいえ、「ボールがきたらどうしよう」「エラーしたらどうしよう」という緊張感の中でプレーしていますから余裕が無いのも事実。

余裕を持てるようになるにはとにかく試合経験と技術の向上です。頑張れ選手たち。

 

さて、1月13日には今年初の練習試合が組まれました。お相手は昨シーズンの豊平区ジュニアクラスのチャンピオン、豊平カージナルスさんです。昨シーズンの豊平区のジュニア主要大会完全制覇しており、道選抜石狩支部予選出場、今年の札幌選抜にも出場する強豪です。相手にとって不足なし。のはずでしたが、5年生1名が体調不良で欠場。寒さと慣れない人工芝でのプレーということもあり緊張気味の選手たち。

 

試合展開は四球とエラーが重なり出塁と進塁を重ね、相手の主軸に強打を浴び失点。という見覚えのある展開。野手の送球の質や捕球の動作がほんの少し噛み合わない印象。そのほんの少しが失点に繋がっています。

攻撃も相変わらずの貧打でクリーンヒットは1本のみ。試合勘が鈍っているためサイン間違えや状況判断ミスをする選手も。

(ちゃんとバットを振るんだ選手たち!)

 

 

そんなこんなで新チームの初試合は完敗に終わりました。ですが点差程の実力差を感じなかったのも事実。技術的な面はまだまだ上方修正が可能。総論的な課題は引き続き「声掛け」ですが、各論的な課題はたくさんあります。某チームのスローガンでおなじみ「凡事徹底」。当たり前のことを当たり前にやりきることが強豪への一歩です。まだまだ発展途上の西発寒ホークス。春に向けて練習あるのみ!

 

では。